海老名市の債務整理のケース紹介
海老名市の債務整理の事例
30代男性の債務整理
神奈川県海老名市に住む30代男性からの相談です。
信販会社・消費者金融5社の借金があり、過去に債務整理をして分割払いの合意をしたものの、その後7年程度、支払をしていないが、督促状が届くので、あらためて整理したいとの相談でした。
実家に住民票上の住所を置いたまま、実際の居住地は転々とし、海老名市に居住するようになったため、支払をしていない間に裁判を起こされているかどうかを聞きましたが、よく分からないとの回答でした。
ご家族も債務が残るならここで解決して欲しいと言ってきます。
支払を止めた時期の話を詳しく聞き、裁判を起こされていない場合には、時効が成立している可能性が高いと見て、依頼を受け、調査に入ります。
調査事項は、
- 5年の時効期間が過ぎているか
- 業者から裁判を起こされているか
という点です。
5社中、4社は、支払を止めた後に、5年間の消滅時効期間が過ぎていました。そのため、時効を主張する通知をしっかり送り、支払義務はなくなりました。
督促状が続いていた業者もこれで止まります。
5社中、1社は、支払を止めた後に、裁判を起こしてきていたため、時効にはならず、延滞金を含めた支払義務が残ります。
この業者とは、金額の交渉をして、支払条件を詰めました。
幸い、一括で返済できる金額だったため、一括支払の内容で合意を成立させ、解決となりました。
このように、長期間支払をしていない借金の場合、半数以上が消滅時効の援用で解決できることも多いです。
海老名市にお住まいの方で、債務整理でお困りの方など、ぜひご相談ください。