横浜市の債務整理のケース紹介
横浜市の債務整理の事例
横浜市在住50代男性の債務整理
横浜市に住む50代男性からの相談です。
消費者金融1社に95万円程度の借金があり、返済しても減らないということで、横浜市から相談に来ました。
また、過去に完済した消費者金融も1社あるということで、過払い金の調査もして欲しいということでした。
そこで、各社に対して受任通知を送り、過払い金や債務の調査をしました。
過去に完済した業者については、完済から10年以上が過ぎており、過払い金は時効のため請求ができないことが判明し、調査のみで終了となりました。
借金が残っていた1社ですが、10年以上の取引がありました。
消費者金融に、このくらいの期間の取引をしていると、過去の高い利息を精算し過払いとなっていることも多いですが、この方の取引状況を見ていくと、取引当初の利率が年22パーセント台でした。
利息制限法で決められている18パーセントは上回るものの、差額は4パーセントとさほど大きくありませんでした。
さらに、数年後には年15パーセントにされていたこと、数年前に借金額が倍程度に膨らんだことから、利息の再計算をしても、借金が45万円程度は残ってしまう計算となりました。
半分以下に減ったものの、借金は残ってしまったため、この元金を無利息で分割払いする合意をして整理しました。
過払い金の相談では、何年以上の取引があれば過払いになる、とシミュレーションするサイトもありますが、あくまでシミュレーションに過ぎません。前提になる利率や取引状況によって変わりますので、過度な期待は禁物です。