横浜市磯子区の債務整理のケース紹介
横浜市磯子区の債務整理の事例
30代男性の債務整理
横浜市磯子区に住む30代男性からの相談です。
クレジットカードなど11社に約900万円以上の債務があり、そのままでは払えないとの相談でした。
このような金額帯だと、自己破産か個人再生を選択する人が圧倒的に多くなります。
契約どおりに支払う場合には、利息だけでも年間100万円以上になります。
なかなか返済できる金額ではありません。
ところが、相談者の場合、横浜市磯子区内に自宅を所有しており、家族との関係でも、自宅の維持は必須とのことでした。
この時点で自宅が処分される自己破産は選択肢から消えていました。
そうであれば、通常は、個人再生を選択します。
しかし、個人再生も共有関係や抵当権設定状況から、簡単には申立ができない法的事情がありました。
そのようなリスクは取りたくないということで、任意整理を希望。
任意整理では、通常は、3~5年程度の弁済となります。
しかし、本人の家計状況から出せそうな返済資金はこれを大幅に下回るものでした。
なかなか任意整理は厳しそうな印象を受けましたが、大口債権者が、5年を上回る和解にも応じることがある業者でした。
そこで、複数の資金繰りのシミュレーションをおこない、リスク説明をしたうえで、任意整理で進めることとなりました。
和解交渉のタイミングや支払い時期など、当初のシミレーションどおりに進め、想定していたリスクも発生せず、当初の予定通りでの合意をまとめきることができました。
任意整理としては、交渉期間を長めにとり、資金繰りに配慮した事件でしたが、無事に解決できてよかったです。
ほかでは、任意整理は難しいと断られたということで、柔軟な解決ができたケースです。
横浜市にお住まいの方からの相談も多く受け付けていますので、借金問題でお困りの方はぜひご相談ください。