アメックスの債務整理ケース紹介
債務整理の事例
アメリカン・エキスプレスの債務整理
いわゆるアメックス、アメリカン・エキスプレスとの債務整理の事例紹介です。
クレジット会社であるアメリカン・エキスプレス・インターナショナル・インコーポレイテッドは、滞納が発生すると早いタイミングで弁護士事務所が代理人になります。
督促や債権管理業務を弁護士事務所がおこなうことが多いです。
任意整理の交渉も、代理人である弁護士相手にすることが多く、会社の担当者と交渉することはほとんどありません。
同社との交渉については、3年程度の分割払いでまとめるのがベストです。
金額が大きい場合に、3年程度の分割払いができないことも多く、この場合、5年程度の分割払いでまとめようとすることもありますが、条件が不利になってしまいます。
2023年の時点で、3年程度の分割払いであれば、他社と同じく合意ができています。
アメックスのカードの債務額が大きいケースでは、他にも債務が大きくなってしまっていることも多く、任意整理による解決よりも、個人再生等を利用する人が多い印象を持っています。
アメックスと受任通知
アメックスからの督促が来ていても、弁護士に依頼し受任通知を送った後は、督促は止まります。
その後、時効の調査、任意整理では分割払いの交渉をすることになります。
クレジットカードのため、受任通知後も、督促ではなく、利用明細などの郵便物が届くことはあります。
アメックスの消滅時効例
アメックスでも、時効管理ができておらず、消滅時効期間が経過しているケースがあります。
返済を止めて5年間の時効期間中、裁判等がされていなければ、消滅時効期間が経過している可能性があります。
このような場合、消滅時効の援用をすることで、支払義務をなくせます。
アメックスでは、平成19~26年あたりに支払いを止めた取引で、消滅時効の援用ができた事例があります。ローンの残元金が100万円以上のカードでも裁判を起こされておらず消滅時効が成立している事例も多いです。
消滅時効期間が過ぎていても、消滅時効の援用をしなければ、債務は残っている状態です。
このような場合、JICCなどの信用情報機関へ異動登録の報告が続いてしまうので、いわゆるブラックリスト状態が続いてしまうことになります。
これを解消するには、まず債務をなくすため、消滅時効の援用が必要なのです。
いずれにせよ、解決できない業者ではありませんので、アメックスのカードの返済で、任意整理等をご希望の方、債務整理をお考えの方、借金でお困りの方はぜひご相談ください。