セディナの債務整理ケース紹介
債務整理の事例
セディナの債務整理
SMBCファイナンスサービス株式会社(セディナ)の債務整理の事例紹介です。
クレジット会社のセディナは、2020年7月1日にSMBCファイナンスサービス株式会社と合併し、SMBCファイナンスサービス株式会社となりました。
さらに、2024年4月1日には三井住友カードと合併し、三井住友カードが存続会社となりました。
同社のカードローンも任意整理、債務整理ができます。
もともとは、ダイエー系のOMCカードでした。クオークやセントラルファイナンス等のカードを統合し、2009年からセディナブランドとして展開しています。
過去複数のブランドを統合しているクレジットカード会社ですので、複数のカードが対象になることも多いです。
また、自動車ローンや各種個別ショッピングのローンでも使われているので、カードの整理をする際には、通帳等の引落にセディナ等のブランド名が入っていないかチェックした方が良いでしょう。
古くからあるカードですので、10年以上前にキャッシングをしていた場合には、過払い金が発生していることもあります。借金が減ったりゼロになることもあります。
借金が残ってしまった場合、分割払いの交渉をすることになりますが、5年程度の分割払いの和解は成立しやすいクレジット会社です。
個別の事情によって、5年を上回る和解、84回程度の分割払いができた事例もあります。
債務額が多い場合には、5年を上回る和解交渉を希望してみると良いでしょう。
三井住友カードは、他にもモビットを吸収するなどして、複数のブランドを吸収していっていますが、債務整理の場合には、ブランドごとに部署が変わったり、和解条件が変わることも多いです。
今後の動向は、急に対応が変わることも想定されますので、注意が必要でしょう。
自動車ローンのみの任意整理
自動車ローンを任意整理する場合には、所有権留保の状況を確認する必要があります。
SMBCファイナンスサービス株式会社の場合、所有権留保が設定されていることも多く、この場合、任意整理により車は引き上げられることになります。その後、自動車の換価代金が自動車ローンに充当されます。
その残額について、無利息分割払いの交渉をすることになります。
この場合でも5年程度の分割払いの和解は成立しやすいです。
セディナの消滅時効例
セディナの債務も、支払いを止めて5年以上が過ぎている場合、裁判などを起こされていなければ、消滅時効の援用により支払い義務がなくなることもあります。
平成13年から平成26年あたりに支払いを止めたものの、裁判を起こされておらず、消滅時効援用が成功した事例もあります。
200万円以上の請求額でも消滅時効の援用により支払い義務がなくなった事例もあります。
時効期間が過ぎた債権について、株式会社セディナ債権回収に債権譲渡されているケースもあります。
セディナと受任通知
セディナからの督促が来ていても、弁護士に依頼し受任通知を送った後は、督促は止まります。
連絡は弁護士事務所宛に来ます。
その後、時効の調査、任意整理では分割払いの交渉をすることになります。
ただし、クレジットカードのため、受任通知後も、督促ではなく、以前と同じように利用明細などの郵便物が届くことはあります。
SMBCファイナンスサービス株式会社の借金を含めた債務整理、任意整理をお考えの方、借金でお困りの方はぜひご相談ください。