ジェイスコアの債務整理ケース紹介
債務整理の事例
ジェイスコアの債務整理
株式会社J.Score(ジェイスコア)との債務整理の事例紹介です。
融資審査にAIのスコア評価を採用したと話題のジェイスコア。
2016年に設立され、みずほ銀行、ソフトバンクが出資している会社です。
AIの審査により、金利や貸付額が変わるとの話ですが、ジェイスコアから借りている人も、普通に任意整理の相談に来ています。
金額や利率を見ても、他の消費者金融とさほど変わらないという印象を受けます。
スマホを中心に手続が完結するため、借入はしやすいという特徴があるようです。
AIが入っていても、多重債務になることはあるということですね。
ジェイスコアの個人再生での対応
個人再生は自己破産のように裁判所に申し立てをする手続です。自己破産が借金をゼロにする制度であるのに対し、個人再生は減額してもらい、分割で支払っていくという制度です。
個人再生の手続のなかで、よく使われる小規模個人再生手続では、債権者の過半数が反対すると減額の再生計画案が認可されません。
そこで、それぞれの債権者が反対してくるかどうか、動向を探る必要があります。
2021年の時点で、ジェイスコアが、小規模個人再生に対して反対した事例は確認できていません。金額が100万円を上回る高額帯になることもありますが、ジン法律事務所弁護士法人での取り扱い事例では、反対はされていません。
ジェイスコアの任意整理
ジェイスコアの任意整理対応も、基本的には、他の消費者金融や信販会社と変わらないことが多いです。
ただ、弁護士からの受任通知後、実際の業務は、債権回収会社に委託されることもあり、交渉先が、債権回収会社になることも多いです。
利息制限法の範囲内での契約のはずですので、過払い金はありませんし、借金自体が減るものではありません。
同社との任意整理では、5年程度の分割払いであれば合意が成立しやすいです。
任意整理が成立し、和解契約ができれば、将来の利息がかからず、支払金が元金にあてられます。借金が減るスピードは早くなります。
合意後は、債権回収会社への委託が解除され、連絡先がジェイスコアに戻ることもあります。
合意後の支払いは銀行振込になります。
みずほ銀行など、合意書によって指定された銀行口座に毎月の送金をしていくこととなります。
ジェイスコアの任意整理の相談もありますので、ご希望の方はご連絡ください。