
セブンカードの債務整理ケース紹介
債務整理の事例
セブンカードサービスの債務整理
株式会社セブン・カードサービスとの債務整理の事例紹介です。
セブン系の信販会社であるセブンカードサービスは、複数のクレジットカードを展開しているほか、セブン銀行の債務を保証していることも多いです。
セブン銀行がセブン&アイ・HDの45%出資を受け、セブン・カードサービスがセブン&アイ・HDから95%出資を受けているという関係にあることから、保証会社の立場にあります。
スーパーのイトーヨーカドー、ヨークマートなど系列店で勧誘を受け、ポイントカードからカード利用に至ってしまう人も多いです。
また、セブン銀行を利用し、キャッシュカードにクレジット機能が付いていることからカード利用に至ったという人も多いです。
セブン銀行の借入が返済できなくなると、セブンカードサービスに代位弁済され、債権が移り、セブンカードサービスを相手に交渉するという関係にになります。
セブンカードの分割回数
同社との任意整理の交渉については、3~5年程度の分割払いであれば、まとまりやすい傾向にあります。
2022年時点で、5年前後、60回程度の分割払いでの合意はできています。
セブン銀行の任意整理とセブン銀行口座の凍結
他の銀行系のカードローンの任意整理と同じく、セブン銀行自体にローンがある場合の任意整理には注意が必要です。
セブン銀行のローンを任意整理し、セブン銀行を預金口座等としても利用している場合、セブン銀行の返済を止めることで、預金残高の相殺や預金口座の一時的な凍結がありえますので、銀行の機能を借金のない別銀行に移すなどの対応が必要になります。
もともとがセブン・カードサービスのクレジットカードで、セブン銀行自体の債務ではない場合には、セブン銀行の口座利用は継続できます。
セブンカードサービスの消滅時効
セブンカードサービスの借金も、5年の消滅時効期間となります。
返済を止めるなどして、裁判を起こされずに5年が過ぎた場合には、消滅時効の援用によって借金をなくせる可能性もあります。
取引が終わったと勘違いしていても、借金が残っていて、JICCなどの信用状に異動情報が登録されていることもあります。
消滅時効の援用をしていないことで、信用情報がブラックのままということもありますので、気になる人は調査してみたほうが良いでしょう。
2008年前後に返済を止めて、消滅時効の援用ができた事例があります。
セブン・カードサービスのカード返済で、任意整理等をご希望の方、債務整理をお考えの方、借金でお困りの方はぜひご相談ください。